世の中の基本的なことの再確認

浅学者が暇つぶしに恥をかくブログ

そういえば記事を忘れていた

 はてなブログからのメールが来て1ヶ月スルーしていたことに気がついた。何を書こうか何も考えていないので近況報告でもしますか。

 近況は…最悪である。最悪過ぎる…少人数講義のレポートが夏終わりにあるのだが、それがまっっっっったく進んでいない!書く内容すら決まっておらず、文献はとりあえず掻き集めたがこの少ない日数でプロットが書ききれる自信がない…そしてこの夏、勉強らしい勉強をせずにただ怠惰を貪るだけだった…

 最悪です。はっきり言って最悪。何も充実させることができていない…

 

 そんな中現実逃避行をしていたのですが、その最後で尾道に向かいました。前々から行ってみたかったところだったのですが、想像よりずっといいところだった…多分僕が知っている中で一二を争うレベルだと思う。

 まず、立地が良い。近くに海があり、群島があり、車で1時間程で四国松山方面に行ける。海だけではなく山もある。言わずと知れた尾道名物、山と連なる住宅群だ。ここはびっくりするくらいに雰囲気がよく、のどかで、快い風とともに上から見下ろす尾道の風景は自分が神にでもなったのではないかと確信させます。

写真は下手ですがこんな感じです⬇︎f:id:von_schwerin:20180910095852j:image

 

  古めかしい家々に多くの神社や寺院もまた、尾道の三つ目の良ポイントです。尾道の象徴である山の上の千光寺はその造形は如何に、文学の道を抜けてあそこから全景を眺めていると、暑さも何処かへ行ってしまいます。その他にも人の生活に溶け込んだ無数の寺院や神社が人を落ち着かせる環境を構成しています。海、山、島、社、これら僕の大好きな要素が全て揃っている尾道は、僕にとっては吐き気がする程美しく感じました。親と喧嘩でもしたら一年ほど過ごしたい場所ですね。いや一年と言わず一生住みたいくらいですが…

 そんなわけで…尾道に行った僕は、インスタグラマーのように写真を撮り続け、また全身で尾道を感じできました。その後色々最悪案件があったのですが、それは別の話。この街の美しさの前では細事です。

 

 インスタグラマーといえば、僕は風景を写真に撮ります。まぁiPhoneの奴なんですが()。みんな写真撮ると思います。僕の場合、共有するというよりは、その場を保存する意味で写真を撮ります。感銘したとき、その瞬間を切り取りたいから写真を撮ります。自分の記憶が信用できないので、記録しておきたいのです。尾道は特にそれが多く、無限に写真を取ってしまいました。しかし共有する訳でもなく、実は見ることもあまりありません。とにかくこの写真を撮るという行為が大事らしくて、撮ろうとする意思でそこの美しさを自分に印象付けているみたいです。これみんなそうなんでしょうか??そういう話した事ないんでよく分かりませんが。

 しかしまぁ、尾道に限った話じゃなく写真じゃ絶対にその空間を再現できないのが口惜しいですね。僕が感銘を受ける風景情報は、環境音や時間の流れ、そこに自分がいる等々「今ここにいる自分が知覚しうる無数の諸情報が構成している空間(=風景)」ですから、写真のそれとは明確に違います。写真独自の加工とかが出来ても限界があるんですよね。だから動画も撮ってみることにしましたが、やはりもの足りません。いや写真よりは何千倍も良いんですが、やはりどこかもの足りません。上述したように滅多に見ないし写真や動画は然程重要じゃないので、別に良いといえば良いんですが、それでもそこは満たしたいところですよね。

 だけど現実空間をそのまま複製して切り取るだなんて厨二系バトル漫画じゃないので出来ないことは分かっています。これからの技術の進歩に期待、ですね。